ビザ、とは。
妻が配偶者ビザを取得した。
それまでの滞在ステータスは「学生ビザ」。この三月で大学を卒業し、現在大学院を目指している彼女。しかし四月の入試はうまくいかなかったため、秋入試に持ち越すことになっている。
大学生の間は学生ビザでいられたけど、学生ビザは卒業一か月後までの期限と決まっているのだ。だからこの期間を過ぎて日本にいたら不法滞在になってしまう。
というわけで、タイミング的にも最適である卒業直後に申請を出すことにした。
今回申請を出すに当たっては、比較的近くに事務所を構えている行政書士のY先生にお願いした。時間がたっぷりあれば自分で申請をやればいいんだろうけど、僕は普段サラリーマンとして働いているし、我々カップルはこの手の公的手続きの類が大の苦手なのである。
「専門的なことは専門の人に頼んじゃおう」ということで依頼。お金は大体諭吉さん10人分で家庭的には手痛かったが、結果的にお願いしたのは正解だった。僕らは一度も入国管理局に行くことなく、すべて先生が代行してくれた。
今回のビザの申請で色々分かったことがある。
永住ビザと国籍取得の違い。
配偶者ビザでどんなことができるか、できないか。
基本的には日本人の配偶者とたいてい同じことはできる。
しかしビザの持っている効力の強さとしてはやはり
国籍 > 永住ビザ > 配偶者ビザの順だ。
僕はインドの国籍は持っておいたほうがいいと思うけど、妻はインドが嫌いである(というよりインド人が嫌いである)。なるべく早く日本国籍を取りたいらしい。
これからはインドの時代が来ると思うけどね。間違いなく!(いや、もう来ているのか?)